太陽光パネルが影に覆われるとどうなりますか?

抵抗が発生し、発電量が低下します。

太陽光パネルは太陽の光を受けてから始めて発電する仕組みであるため、太陽光パネルに影がかかると発電量の低下といった影響がどうしても現れてしまいます。 その影響は影のかかった面積分だけに留まらず、システム全体に影響を及ぼす可能性もあるため、注意が必要です。

最も一般的に普及している結晶シリコン型太陽光パネルは、セルとセルをそれぞれ直列で接続することで必要な電流・電圧を得られるように作られています。 そのため、仮に一枚のセルが完全に影に覆われたとすると、理論上ではそのパネル一枚の発電量はゼロとなってしまいます。

問題があるセルの出力分まで全体の出力が下がる。

そういった問題を回避するために、太陽光パネルの内部には影に覆われるなどして出力が著しく低下しているセルなどをバイパスするための回路が設けられています。

ただし、セル一枚単位でバイパスするわけではなく、そのセルを含む1ブロック(セル12枚~24枚)を丸ごとバイパスするため、ある程度の損失は避けられないでしょう。 ですが、通常セル一枚だけが完全な影に覆われる、発電不能になるといった状況は考えられにくいため、これは極端な例であるといえます。

バイパスダイオード

CIS/CIGS型太陽光パネルでは、パネルとパネルまたはストリングとストリングを並列で接続するため、影に強いといった特長があります。 樹木など受光障害が多い場所に設置される場合は、検討してみるのも良いでしょう。