モジュール変換効率とは何ですか?

受けた光エネルギーのうち何%を電気に変換できるかを示す値のこと。

太陽光パネルは、受けた太陽の光エネルギーを直接電気エネルギーに変換しますが、この時の変換割合を指す値が変換効率です。変換効率は以下の計算式が求められます。

(出力電気エネルギー(W))÷(太陽光エネルギー(W))× 100

例として、ある太陽光パネルが100W/㎡の光を受けた際に10Wの電力を発電した場合、その太陽光パネルの変換効率は10%になるということです。 同じ設置面積、日照条件下においては、変換効率の高い太陽光パネルの方がより多く発電するとされており、その太陽光パネルの性能を推し量る際によく用いられます。

モジュール変換効率の他にセル変換効率というものも存在します。モジュール変換効率が太陽光パネル1㎡あたりの変換効率を示す一方で、セル変換効率はセル一枚あたりの変換効率を示しています。

太陽光パネルは複数のセルから構成されており、配線や回路を通過する際にいくらかの電力ロスが発生することから、セル変換効率よりもモジュール変換効率の方が低い数値となるのが通常です。

モジュール変換効率とセル変換効率の違い

変換効率は太陽光パネルの種類によっても大きく異なり、単結晶シリコン型で18%前後、多結晶シリコン型で16%前後、CIS型で13%前後が一般的です。 同じ単結晶シリコン型でも、製品やメーカーによって異なってくるため、一概にこのタイプは何%と言うことは出来ません。

太陽光パネルを選定する際に、住宅用太陽光発電の分野においては狭い設置環境でもより多くの発電量を得たいという理由から、変換効率の高い太陽光パネルが選ばれる傾向がありますが、 産業用太陽光発電の分野では選定する際のポイントが異なってきます。

十分な設置面積を確保できるならば変換効率はさほど重要な要素とはならず、この傾向は規模が大きくなればなるほど強くなると言えるでしょう。

産業用太陽光発電では採算性が事業の成功を左右するため、最もコストメリットが得られる太陽光パネルを選択することが重要となるため、事業計画や予算を考慮しつつ選定するようにしましょう。