年間でどのくらいの収入が見込めますか?

システム規模によるため、一概には言えません。

産業用太陽光発電システムを導入する際に最も気になることと言えば、20年間でどれだけの収益を得ることが出来るかということでしょう。 太陽光発電を始めとした再生可能エネルギー設備は導入費用が高額であるため、導入する際には必ず発電シミュレーション、売電シミュレーションが行われます。

多くの場合、設計・施行を依頼する施工店・EPC事業者がシミュレーションを行いますが、ここでは私たち一般の方でも行えるシミュレーション方法を紹介したいと思います。
(もっと詳しく知りたい方は、NEDOの「大規模太陽光発電システム導入のための検討支援ツール」を利用しましょう。)

NEDOによると、概ねの年間発電量は以下の計算式で求められることになっています。

年間発電量の求め方

この時に重要となるのが日射量データですが、今回はNEDOの提供する 「NEDO日射量データベース閲覧システム」を使って算出してみましょう。

ここでは、全国屈指の日射量を誇る山梨県甲府市に50kWの太陽光発電システムを設置すると仮定してシミュレーションを行います。 最初に「NEDO日射量データベース閲覧システム」へアクセスし、エリア一覧から山梨県甲府市を選択します。次に、画面左側にある「データ一覧表を表示」をクリックします。

データ一覧表を表示

すると以下のような画面が表示されます。

月平均日射量

方位角は、0度が真南、90度が真東・真西、180度が真北を表しており、傾斜角は太陽光パネルの設置角度を表しています。 今回は真南向き・パネル角度30度で設置すると仮定して、方位角0度、傾斜角30度の欄を参照します。以下はデータ一覧表より抜粋した日射量を表にしたもの。

傾斜角30度の場合の月平均日射量

これで年間の平均日射量が求められたので、冒頭の計算式に当てはめてみましょう。

年間想定発電量

今年度中に設備認定を受けた場合は、1kWhあたり34.56円(税込)の買取価格が適用されるため、年間の想定売電収入は2,100,280円、20年間では42005600円となります。 ただし、経年劣化による太陽光パネルの出力低下や点検・維持費用などを考慮していないため、このシミュレーション方法で得た数値はあくまでも目安として捉えることが重要です。
(もっと詳しく知りたい方は、NEDOの「大規模太陽光発電システム導入のための検討支援ツール」を利用しましょう。)