設置にはどれくらいの面積が必要ですか?

一概には言えませんが、設備容量の10倍が目安となります。

産業用太陽光発電システムを導入するにあたって、設置面積がどれだけ必要になるかということを最初に考慮しなければなりません。 屋根や屋上に設置するのか、もしくはフィールド設置するのかで目安は変わってきますが、設備容量を10倍した数値が概ね必要となる面積になると言われており、 例として、

「50kWのシステムを設置する場合は500㎡の面積が必要になる」 ということです。

太陽光パネルの標準設置角度は30度と言われていますが、後列への影の影響を考えて最適な設置角度を検討しなければなりません。
「設置面積が限定されているけど設備容量を減らしたくない」という場合は、太陽光パネルの設置角度を抑え、前後のパネル間隔を短くすることが大切です。

影の長さは日や時間によって変化しますが、発電量に影響のないレベルにするには、冬至の9時における影の長さを考慮して太陽光パネルの前後間隔を決定することが一般的です。 影の長さは設置場所の緯度から推定することが出来ます。NEDOの資料を基に考えると、フィールド設置の場合に必要な前後間隔は、太陽光パネルを設置した時の高さのおよそ2倍程度といえるでしょう。

地域別 冬至の9時における影の長さ

仮にパネルの設置角度を10度とした場合、発電量はおよそ5%ほど減少すると言われていますが、デメリットばかりではありません。 設置角度を小さくすることで風圧荷重を抑えられることから、架台や基礎への負荷を軽減できるといった効果が期待できます。