設置後のメンテナンスは必要ですか?

必要です。

吹きさらしな環境に置かれる太陽光パネルは、どうしても砂やほこりなどが付着してしまいます。 場合によっては2~5%程度の出力低下が見受けられるようですが、雨によって洗い流されればもとの能力に戻るため、大きな損失には繋がりません。

平均的な都市部においての汚れによる出力低下は5%以下と言われており、交通量の多い道路が近くを通っている場合は、雨だけでは流れにくい油性浮遊物が付着することがあります。

砂の積層汚れや鳥のフン、畜産施設などにおいては糞や餌の飛沫による汚れが付着することが想定されますが、この場合の出力低下は5%~10%にも及ぶと言われているため、定期的なクリーニングやメンテナンスは必要となるでしょう。

汚れによる発電量への影響

仮に、1kWシステム(250Wのパネル4枚分、7㎡)の年間発電量を1,000kWhとし、汚れによって年間5%の出力低下があるとすると、年間50kWhの発電ロスが発生します。

1,000kWh × 5% = 50kWh

売電金額に換算すると、システム1kWあたり年間1,890円を失うこととなります。

50kWh(発電ロス) × 32円(税別) = 1,600円

システムのうち5kWが常に5%の発電ロスを抱えているとなると、全量買取が適用される20年間で約16万円の損失が発生します。 これを損失ととるか誤差ととるかは人によってそれぞれであるとは思いますが、長期的な汚れはホットスポットによるパネル破損といった問題に繋がる可能性なども否定できないため、 やはり太陽光パネルの定期的な清掃は重要であると言えるでしょう。