産業用太陽光発電用語集

公称最大出力(こうしょうさいだいしゅつりょく)

公称最大出力

JIS規格で規定された条件の元での太陽光パネルの発電能力のこと。
最大出力数が大きければ大きいほどその太陽光パネルの発電能力は高いと言えます。

日照時間と変換効率が同じという条件のもとでは、最大出力数の大きい太陽光パネルのほうが多く電力を発電するということです。

ただし、最大出力数はあくまで理想的な環境下で測定された結果のため、最大出力数の分だけ発電することはありません。

例として、太陽光発電システムの最大出力数が50kWの場合、適切な条件下においてその太陽光発電システムは、理論上1時間に50kW発電する能力があるということになりますが、 設備容量分の発電量が必ずしも期待出来るわけではなく、実際の設置状況やパワーコンディショナでの電力変換ロス、太陽光パネルの温度上昇による損失などを考慮すると、実際の発電量は最大出力数の70%~80%程度になるのが定説です。

しばしば変換効率と混同されがちですが、最大出力数とは異なるものなので注意が必要です。 変換効率は、受けた太陽の光エネルギーのうち、 何%を電気エネルギーに変換できるかを示す値で、この数値が高ければ高いほど変換効率が良いという事になります。

同じ面積のパネルなら、 変換効率が高いパネルのほうがより多くの発電量が期待できるということです。日本の住宅では屋根が狭いため、 少しの面積で多くの発電量を得るために変換効率の高いパネルが選ばれる傾向にあります。

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