産業用太陽光発電用語集

発送電分離(はっそうでんぶんり)

電力会社の発電事業と送電事業を分離すること。 日本では現在10の電力会社が発送電を行っており、50kW以上の大口契約に対する電力小売自由化は進んでいるものの、一般家庭向けの電力小売自由化は進んでいません。

発送電分離

発送電分離を行うことで、電力市場に競争が生まれ、サービスの向上・低価格化といった効果が期待出来る一方で、 電力会社が効率を重視し過ぎるために電力の安定供給が難しくなるのではないかということも懸念されています。

日本においてもかねてより議論が行われていますが、電力会社や政治家、官僚の反発などもあり、大きな進展は見られません。

太陽光発電を始めとした再生可能エネルギー分野の普及についても、この発送電分離が大きく影響してきます。 全国的にメガソーラーの建設が進んでいる昨今、系統への接続量が限界に達した地域では、 接続量の制限や系統拒否などといった問題が発生しており、今後普及の足かせとなるのではないかと言われています。

再生可能エネルギー設備の普及を進めるためには、こうした構造上の問題を解決することが必要不可欠であるため、発送電分離にかかる期待は非常に大きいものと言えるでしょう。

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