産業用太陽光発電用語集

裏面電極型セル(うらめんでんきょくがた - )

セル表面にあるバスバー電極を、セルの裏面に配置したセルのこと。
バックコンタクトセルとも呼ばれます。

裏面電極型セル

通常、太陽電池のセル表面にはバスバーと呼ばれる銀色の配線があります。バスバーはセルから電子を集め、 電流として取り出す電極の働きを担う重要なものですが、バスバーを配置している分受光面積を損失しているという点に着目して開発されました。

裏面電極型セルの特長として、バスバー電極を裏面に集約し配線抵抗を低減することで高い出力と変換効率を得られます。

例として、東芝製太陽光パネルは約20.1%という非常に高い変換効率を実現しており、これは一般の市場に商品として流通しているものとしては世界最高とされています。

また、セル表面の配線材をなくすことによってスタイリッシュな外観を実現していることも大きな特長でしょう。 一方で、通常のセルと比較すると製造過程が複雑になるため、価格設定が多少割高なことがデメリットとして挙げられます。

変換効率が高いということは同面積・同必勝条件下だとより多くの発電量が期待できるため、10kW以上の集合住宅や、50kW未満の小型産業用システムの導入を検討している方には最適と言えるでしょう。

関連用語