最適な設置条件とは

太陽光発電のシステム設計と施工

太陽光発電を行うにあたって、太陽光発電システムの選定や土地選びと同等に重要となってくるのが設計・施工です。

適切な設計・施工を行うことが、事業の採算性向上への近道と言えるでしょう。

システム規模が大きくなるにつれ、太陽光発電システムの施工ノウハウだけでなく、土木や電気、設備機器、ネットワークなどのノウハウが必要となってくるため、長期運用を実現するためにも施工店やEPC事業者の選定は慎重に行う必要があります。

太陽光発電に最適な方角

太陽光パネルの最適な方角

一般的に太陽光パネルのパフォーマンスを最大限に引き出せる方角は入射光量がもっとも多くなる真南と言われています。真南でなくても、多少の違いであればそれほど入射光の量は変化しません。

もちろん真西や真東向きで太陽光パネルを設置するという方法もありますが、真南と比べるとおよそ15%前後も射光量が低下することが判明しています。北向き設置は大幅に日射量が低下するため、産業用太陽光発電で設置されることはありません。

太陽光発電に最適な設置角度

方角と同様に、太陽光パネルの設置角度も発電量に大きく影響する要素とされています。
一般的に太陽光パネルの標準設置角度は30度となっていますが、設置スペースが限られている場合は太陽光パネルの角度が重要になってきます。

太陽光パネルの最適な角度

設置予定の太陽電池容量に対し、十分に広い設置スペースが確保できる場合には問題ありませんが、設置スペースが限定され、かつ設置する太陽光パネルの枚数を減らしたくないという場合には、太陽光パネルの設置角度を小さくすることによって影の長さを短くして太陽光パネルの前後間隔を短くしなければなりません。

影の長さは日ごと時間ごとに変化しますが、発電量への影響を無視出来るレベルにするには、冬至の9時における影の長さを考慮して太陽光パネルの前後間隔を決定することが一般的です。

寒冷・積雪地帯においては、雪の影響を考えて背丈の高い可変式の架台を採用するなど、より高度なノウハウが必要となります。