太陽光発電ニュース

2017年01月25日

東芝、東北電力向け自立型水素エネルギー供給システム「H2One™」を受注

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東芝は、東北電力株式会社から、自立型水素エネルギー供給システム「H2One™」を受注しました。システムは仙台市内にある東北電力の研究開発センター内に設置され、再生可能エネルギーによる出力変動を水素で調整する研究に使用されます。2017年3月に納入する予定です。

 「H2One™」は、太陽光発電設備、水素を製造する水電解装置、水素貯蔵タンク、純水素燃料電池、蓄電池、エネルギーマネジメントシステム(EMS)などから構成されています。太陽光により発電した電力の変動分や余剰電力を水電解装置で水素に変換し、水素を低圧で大量に吸収・放出できる水素吸蔵合金を収納したタンクに貯蔵します。これら再生エネルギーによる出力変動需給バランスは、当社独自のEMSにより監視制御することが可能で、安定的に電力を供給します。

 再生可能エネルギーは気象条件等による出力変動が大きいため、電力を安定的に供給するための需給調整が課題となっています。近年、蓄電池を活用した出力変動対策が進められていますが、さらなる再生可能エネルギーの導入拡大にあたり、新たな電力貯蔵手段として水素の活用が期待されています。
 そこで東北電力では、自立型水素エネルギー供給システム「H2One™」が再生可能エネルギーの導入拡大に伴う出力変動対策として適用可能かを検証する予定です。
 
 東芝は、今後も、再生可能エネルギーを水素により最大限利活用できる水素社会の実現に向け、多様なニーズに対応すべく水素の製造から利活用までを実現する水素関連事業に注力すると言います。

(プレスリリース)
株式会社 東芝

http://www.toshiba.co.jp/about/press/2016_12/pr_j1902.htm